Laser scanner 3Dレーザースキャナー測量
/ 01 About
3Dレーザースキャナー測量とは
3Dレーザースキャナー測量とは、対象物・対象空間にレーザーを照射することで、そのレーザーが当たる点を解析し、物体や空間の形状を計測する手法のことを言います。計測された点の集まりは点群と呼ばれ、それぞれが3次元座標を持っています。このデータは様々な用途で利用することが可能で、当社では測量だけではなく、このデータを活用したご提案を広く展開しております。
-どんなことに利用できる?
1.土地測量・建物測量の三次元データ化
私たちフェイスフルは、土地家屋調査士事業を展開しており、土地や建物の測量・登記をサービスとしてご提供しております。その中で土地の境界確定においては、確定した境界線を三次元データの中に浮かび上がらせたものを成果品として納品するなど、通常の測量とは異なるより具体的にイメージできる提案を行っております。
2.測量の労力削減かつ短納期化
敷地調査測量において三次元データとして測量することにより短納期化を実現しつつ、測量点の取り忘れや認識のズレ等による未測量点を減らすことで、再打ち合わせや再測量を無くせるなどの人的労力・コストを削減します。また三次元データであるため、当該現場がPCの中にあるような感覚でお打ち合わせをすることができるようになります。
3.崖や高低差がある危険地での測量も可能に
通常の測量は、対象物・対象空間にプリズムミラーを持った補助者が必要となるため、危険地での測量は現実的ではありません。反して、3Dレーザースキャナーでの測量は、対象物・対象空間に直接レーザーを当てるため、プリズムミラーを必要とせず、危険地での測量を可能にします。
-3Dレーザースキャナーのメリットや応用
測れるウォークスルー
ネット上で確認できるウォークスルータイプの三次元空間を作成することができます。実際に中を歩いているような感覚で見てもらうことができるため、営業ツールとして活用したり、画面上で長さや高さなどの測定(スキャンモードMid:1mで1mm以内誤差の高精度測量)も可能なため、二次的な利用方法も多岐にわたるツールです。
BIM/CIMの導入サポート
BIM/CIMとは、設計・施工・維持管理の全ての工程で、三次元データによる業務管理を行い、生産性向上を目指す取り組みのことを言います。従来の図面で管理していた各工程を三次元化することで、情報共有・意思決定が円滑になります。さらに、三次元測量を用いてBIM/CIMを導入すればCGパースの作成やCGアニメーションへの応用も可能となります。
文化財保護記録での活用
近年、ノートルダム大聖堂や首里城などが火災の災害により焼失する事故がありました。その時に、現況を復元するための情報がなければ、修復に莫大な費用と時間を要することになります。こういった観点から、三次元測量・3Dモデリングを活用して、文化財の保護等を進めようという動きが活発になっております。
設計段階の干渉確認ができる
二次元的な図面では確認することができなかった干渉物を三次元データでは発見することが可能となります。特に、線路や工場などの改修には、この応用が活用できます。電線や配管などの干渉を避けて新たな設置物のレイアウトを設計することができるので、現場を進めながらの調整などが必要なくなり、経費や労力の削減につながります。
/ 02 Equipment
Leica社製
「RTC360」•「BLK360」
私たちが3Dレーザースキャナー測量を行う際に使用する機材は、カメラ業界で最高峰にあるスイスLeica社のRTC360・BLK360です。3Dレーザースキャナーは機体により、測量の誤差に差が大きく出るためその精度が重要視されます。
「RTC360」のメリット
地上型3Dレーザースキャナーのフラッグシップモデル
最大測定距離は130m、3D点精度は10mで1.9mm、20mで2.9mm、40mで5.3mmと言う超高性能
VIS(Visual Inertial System)搭載
直前と現在の器械の相対的位置をリアルタイムに追跡し高精度な合成を実現
高耐久のボディ
高耐久ボディにより、夏の炎天下の野外においても計測可能
「BLK360」のメリット
[世界最小・最軽量] 測量で使用できる高性能型3Dレーザースキャナー
測距精度は、10mで4mm誤差、20mで7mm誤差という高性能
サーマルカメラ内蔵
サーマルカメラがあることで、建物の壁や配管等のクラック(亀裂)を温度変化により確認することが可能
測定スピードの速さ
測定までにかかる時間は、約3分と高速なため作業が短時間
/ 03 Works
3Dレーザースキャナーの事例
私たちフェイスフルが実施した三次元測量の事例をご紹介しております。この他にも、様々な業務に活用できるのが、三次元測量の魅力であり、面白さでもあります。これから三次元データを利用して新しいことを始めたい方は、まずご相談ください。
-気軽にご相談できる体制づくり
三次元測量で実績のある当社へ
3Dレーザースキャナーの活用
オンライン相談会受付中
フェイスフルでは、実機を使ったシミュレーションをご体験いただくご提案も可能ですが、よりスムーズにお打ち合わせができるように建設事業者様・設計事務所様・その他建設業界関係業者様へ向けたZOOM/Skype/GoogleMeetによるオンライン相談を開催しております。
オンライン相談はこんな時に便利
非接触型でウイルス感染の心配がない
遠方移動や移動時間を削減できる
オンラインなので、いつでもどこでも打ち合わせできる
お問い合わせ
株式会社フェイスフル・フェイスフル登記測量では、土地家屋調査士事業・三次元測量事業のどちらも全国対応しております。
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平日9:00〜18:00[定休日:土日祝日]
土地家屋調査士×三次元測量でつくる新しいミライ
土地家屋調査士 仲田 隆司
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